

わが国のテレビアニメーションの歴史に、またひとつ、新たなる伝説が生まれようとしている───。
「スカルマン THE SKULL MAN」。
光と闇のはざまを駆ける、髑髏の仮面ヒーローの物語である。
原作は、「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」「サイボーグ009」など数々の大ヒット作で知られる巨匠・石ノ森章太郎。
「スカルマン」こそは、あの「仮面ライダー」(1971年)の原点としてファンに知られ、石ノ森氏自身がその晩年まで、自ら映像化に執念を燃やし続けた、まさに“伝説の仮面ヒーロー”なのである。
スカル=Skull(髑髏)をモチーフにした、強烈なインパクトのあるキャラクターデザ
イン。ヒーロー・アクションとしての面白さ。ダークでグロテスクなムード。そして、
作品の底に滲む、逆説的ヒューマニズムと社会風刺性……。
1970年に「週刊少年マガジン」に掲載された原作は、わずか100ページの読み切り中編にすぎなかったが、正義と悪、光と闇、人間と非人間のはざまで葛藤する仮面ヒーロー、という石ノ森氏ならではの魅力的なモチーフが、すでにその萌芽を見せていた。
本作品は、その異色コミック「スカルマン」を、誰もがあっと驚く新設定と、最終話まで息もつけないスリリングなストーリー展開、そして質の高いアニメーション技術をもって、テレビアニメーションシリーズとして初映像化するものである。
映像化にあたって、本作がめざすのは、ハードボイルドで大人向けの世界観を持った、骨太のエンターテインメントである。
原作独自の怪奇ムードを踏襲しつつ、キャラクター造形や舞台設定、人物設定などを大幅にリファイン。“架空の時代”の、“架空の日本”。「影の首都」と呼ばれる、ある巨大企業の支配下にある閉鎖的都市を舞台に、ストーリーを思いきってスケールアップ。その壮大で凄絶なクライマックスに向けて、ドラマは加速度的にテンションを上げてゆく。
人間ドラマとしてどこかに懐かしさを感じさせつつも、決してレトロに溺れない「新しさ」を、その練りに練ったプロットからも、映像表現からも、必ずや感じとっていただけるに違いない。
また、「スカルマンの正体は、誰なのか?」というミステリー的趣向を盛りこんでいるのも、本作の大きな特徴である。
スカルマンの本当の正体は───最後まで誰にもわからないのだ。
アニメーション制作は、「鋼の錬金術師」「ラーゼフォン」「交響詩篇エウレカセブン」など数々のヒット作・話題作を生み、技術力の高さに定評のあるアニメーション・スタジオ、BONES(ボンズ)が、精鋭スタッフを駆使して制作にあたる。
シリーズ構成・脚本・スカルマン&GROデザインに、出渕裕。キャラクターデザイン&総作画監督に、柴田淳。音楽に、鷺巣詩郎。そして監督に、もりたけし。至高の実力派スタッフが本作のために結集し、一丸となってスカルマン伝説の創造にあたる。
大人向けアニメーションのルネサンスをめざす、画期的な映像ページェントを……スリリングで斬新な、第一級のエンターテインメントをめざして、スカルマンが降臨する!!

©2007 石ノ森章太郎/スカルマン製作委員会